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建築

はじめに

当ブログにアクセスくださりありがとうございます。
このブログでは一級建築士として様々な設計をし、自身も一軒家を建てた経験をお伝えするものとなっております。
家を建てる際に考えることや気を付けるべきこと、そもそも家を建てるべきなのかというところまで書いていくつもりです。家を買うべきか建てるべきかお悩みの方はもちろん、戸建てにするべきかマンションにするべきか迷っている方にも参考になればと思っておりますのでご一読いただければ幸いです。

家を建てる?買う?

家を一から建てるか建売を買うか、はたまたマンションに住むか。悩む方は多いと思います。
その際にまず初めに考えたいことが、家を建てる必要があるのかどうかです。当たり前のことに思えますが、すでに出来上がっている物件ではなく自身の望みの家に住みたい!とただ漠然と思い家を建てたとしても、出来上がってみれば他の建売と、実際あまり変わらない…となりかねません。
そもそも多くの既存の家がなぜおおよそ同じような作りをしているかといえば、その作りが現在の“おおよその家庭のニーズをおおよそ満たせる”からです。
家族4人で暮らしていてさほど不自由のない広さ、動きやすい導線の確保など、そういった工夫がある程度デフォルトで搭載されているのです。またデザインに関しても、万人に受けがよく居心地が悪くならないデザインや建築材料が取り入れられています

ですので、実際に建売やマンションを探しても自身の家族に必要なものが足りていないという場合に、家を建てるという選択肢を考えるべきなのです。

家を「建てる」ということ

家を建てるというのは大きな覚悟がいるものです。故によく勘違いされがちですが、家は主役ではなく、あくまで自分たちの生活を豊かにする“モノ”なのです。

実際に設計する建築士の側としても、家に求めるものを明確にしていただけると、その人の望むデザインがしやすいものです。私が実際に設計をする際にも最も詳細に、いっそしつこいくらいにお話を聞くのは“家をどういう使い方をしたいのか”  “どういう空間を心地よいと感じるか”です。
私が家を建てる際に最も大事だと思うことは、自分たちにとって家に何が必要か、家をどのように使いたいか、家に何を求めるかということです。

ですからこれから家を建てようか迷っている、または家を建てようと思っている方は、少しでもこのブログを参考にしていただき“自分たちにとって”必要な家というものをよく考えてみてくださればと思います。

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