庭があれば虫も出るが・・・
夏が近づいてきて、庭やアプローチにアリやダンゴムシ、ムカデ等を見るようになりました。我が家はみんな虫が苦手な上、ムカデは子供が噛まれたりしたら大変です。
うちは古屋を解体して建てたので前から庭に虫は住んでいたのでしょう、隣地に緑も多く、放置しておくと繁殖し家の中に入り込んできそうなので、対策をとることにしました。
サイベーレを散布
今回は家の周りの擁壁や、もともと生えている植栽などを一度徹底的に殺虫し、虫の繁殖を防ぎたいという思いがあったので、消毒業者も使用する「サイベーレ」という薬剤を使用しました。
水で希釈して噴霧するので、広範囲に殺虫剤をまくことができます
薬剤に触れた虫は瞬時には死ななず、殺虫に2~3時間かかりますが、殺虫剤の効果は1か月程度続き、薬剤の残る場所に触れた虫にも効果を発揮します。
水に溶けやすいので散布した後に雨が降らなそうな日に作業するのがお勧めです。また魚や水生生物に対しては毒性(魚毒性)が高いため、川や池へ流入しないように注意しましょう
準備するもの
- 薬剤、
- 噴霧器、
- 計量器、
- 長そで長ズボンの服、
- 保護メガネ
薬剤、噴霧器
噴霧器のタンクの容量は4L程度でスプレーの柄の長いものがお勧めです
散布する量は1㎡あたり希釈液50mlですので、4Lで80㎡程度散布できます。
地面、基礎、外構への散布を考えると30坪程度の一軒家に丁度良いサイズだと思います
計量器
計量器は専用のものを作りましょう。
20倍希釈なので4Lタンクならば原液200mlのサイベーレが必要です
長そで長ズボンの服、保護メガネ
目に入ると大変そうなので、念のため
散布方法
噴霧器のボトルに水とサイベーレを入れてポンプで加圧します。
十分に加圧できると、減圧弁に赤い線が出てきます
タンクの中身をよく混ぜて散布しましょう。噴霧器の先端で薬剤の噴射範囲を変えることができます。
外構の気になる部分や、基礎巾木、水切り、給気、排気口の周り、など虫の侵入しやすい部分に重点的に散布しましょう
効果のほどは・・・?
即効性の薬剤ではないので散布直後は何も効果は実感できませんでしたが、翌日家のアプローチに駆除された虫が多数転がっておりました。この効果は4~5日くらい続きました
見えやすいコンクリートの土間だけでこの効果ならば敷地全体でみればかなりの数の駆除ができたのではないかと思います。
増える前に駆除するのが一番効率的なので、来年からは虫の発生しやすい5月、7月頃の年2回散布しようかと思います。
もう少し簡易的に対策したい場合は
サイベーレの殺虫効果は抜群ですが、もう少し手軽に対策したい場合は顆粒タイプの殺虫剤もあります。顆粒タイプは建物周囲に散布して建物に虫が寄ってこないようにするものです
サイベーレは業者用だけあって薬剤が高価なため、一度サイベーレで徹底的に殺虫→その後は顆粒タイプで対策という考え方でも良いかと思います
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